なぜ犬の鼻は濡れているのでしょうか? 鼻が濡れていると、ニオイの粒子が表面に付着しやすくなり、たくさんのニオイを嗅ぎ分けることができるからです。犬の鼻腔には、ニオイを感知しやすくするために薄い粘液を分泌する特殊な細胞があります。
犬が鼻を舐めるのは、鼻をキレイにすると同時に、潤いを与えているのです。また、犬は「鋤鼻器(ヤコブソン器官)」と呼ばれる副嗅覚器を使って、部分的に味覚からもニオイを感じ取ります。
では、犬の鼻が乾いているのは問題でしょうか。また、なにかの病気でしょうか。今回は犬の鼻の乾燥についてのお話です。